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スギケンの闇鍋風ドールブログ

ドールの話をメインに、カメラ、漫画、イラスト、アニメ、映画など、ある方面に偏った趣味を闇鍋風に送る不定期日記です。                

空の境界 忘却録音の感想など

先日購入した空の境界 第六章 忘却録音を見終わりました。

なので、例のごとく感想をサラ~ッと書いてみたいと思います。

空の境界06_01

原作ファンには駄目出しを食らっている、この第六章。

私は原作未読なので、内容が改変されようが、端折られようが
まったく分かりません・・・。

なので、自分の好みに合う作品である事を祈るだけです。

※ごめんなさい。今回は激しくネタバレしております。
 先入観抜きで楽しみたい方は見ない方が良いです。m(_ _)m
では、早速。

まず肝心の、自分の好みに合ったかどうか、といった点なのですが・・・・


・・・・・・・・。


気に入っている方には申し訳ありませんが、ちょっと微妙だったかな・・・。(^^;)

いや、良い所もいっぱいあるのですよ?
でも、他の章の方が自分は面白かったかな・・・。

これから書く事は、単なる個人の感想です。
人の好みはそれぞれですので、「とても気に入った!最高だよ!」と
感じられる方も当然居られるでしょう。ですので、この作品が悪いと言うつもりは
毛頭ありません。単に自分の好みにあった所と合わなかった所を書くだけですので、
誤解の無い様お願い致します。




では、私なりに気に入った部分と気になった部分を分けて書いてみたいと思います。

まず個人的に“ハッ”となった好きなシーン。

1、冒頭のこの星空とBGMには参りました。スゲー好み。
空の境界06_02


2、幼少の頃の鮮花。ちょ、可愛いんですがっ。ww
空の境界06_22


3、光と影の演出は、相変わらず美しくて綺麗。キャラクターの細かい仕草も流石です。
空の境界06_03


4、妖精の存在を感じて、魔眼を発動させる式。
空の境界06_04


5、魔眼で見る事によって、ぼわ~っ・・・と浮かび上がる妖精。この辺の演出は好きです。
  でも折角妖精を見る為の目として式が助っ人として来たのだから、鮮花には最後まで
  妖精が見えない事にした方が良かったのでは。中盤から普通に見えちゃっていますので、
  あまり意味が無い・・・・。ただ、そうなるとラストの戦闘は大変そうですが・・・。(苦笑)
空の境界06_05


6、目を覚ました鮮花が、式に向かって「え・・あ・・あの・・・あ・・くっ・・パンチっ!」w
  くっ・・・・鮮花、可愛いっ。 この際、次のドルパでDD化してくれ!w(爆)
  いや・・・ちょっとマテ。そしたら冬にオレが困るのか。ww(核爆)
空の境界06_06


7、定規で鍵を解除しちゃう式。
空の境界06_11


8、繰り返し使用される、印象的なこの構図。
空の境界06_10


9、これとか光の表現がホント綺麗ですね~。
  この後に先生によるゴドーワード発動のシーンがあるのですが、
  予備知識の無いオレは、最初まったく気付きませんでした。w
  (え、何・・・この共振みたいな。w)
空の境界06_12


10、ゴドーワードによって消え去ってしまった教室。
  この風景の色彩も凄いですね。
空の境界06_23


11、言葉で人の認識を支配するゴドーワード。
  そこで、電話で燈子さんから聞いたゴドーワード対策を発動。
  勇壮な音楽が良い感じです。
  (この時の鮮花も、「よし、いくよっ!!」みたいな感じで堂々としておりGOOD。)
  でも・・・こんなんで防げるのか・・・。w
空の境界06_21


12、防げたっ!w
  そして今度はちゃんと神隠しにあった四組の生徒が見えました。
空の境界06_24


13、よくってよ、よくってよ・・・と悶える黄路先輩。
空の境界06_07


14、黒洞さんっ!!
空の境界06_13


15、襲い掛かる妖精の軌跡が綺麗。
空の境界06_09


16、「ハッ!!」・・・と可愛いステップでくるくると攻撃をかわす鮮花。
空の境界06_08


17、雨の降る中、別な場所では先生と式が戦闘中。
   「先を見失う。」 言葉を使った戦闘が凄い。 先生、式を翻弄。
空の境界06_15


18、「願いは己に帰る。思い出した瞬間、気付いた瞬間に宿主を食いつぶす。
   君の忘却もその類だ。」先生に言われ、ハッとした後、肩を震わせながら怒る式。
空の境界06_16


19、「その嘆きを再生する。例え忘れ去ろうと記憶は確かに君に録音されているのだから。」
   この辺が次の章の伏線なのかな? 明らかに織の事でしょうね。
   ・・・・雨の中、うな垂れる式。
   この言葉対魔眼の戦いって面白いんですよね・・・。でも戦闘時間が短い・・・。
   結局決着はつかずに終わるのですが、もう少し見てみたかったですね・・・・。
空の境界06_17


20、「だぁぁーーーーーーーっ!!!」椅子の上を走る鮮花。
   これは可愛いな~。w
空の境界06_14


21、とどめの直前。制服が燃えて腕に浮かび上がった魔術回路が露に。
空の境界06_20


22、そして戻ってきたルームメイト。 「元気にしてた~、アキラ!!」
空の境界06_18


23、「お疲れ様。 鮮花ちゃん。」
   この子も最初全然分かりませんでした。
   え?お疲れ様って・・・事情知ってんの?・・・・オマエ誰よって感じ。w
   調べたら、あぁ・・・そういう方なんですね。
空の境界06_19


・・・ってアレ?・・・キャプチャーしてたら結構気に入ってるシーンが多い。ww



では次に、自分的に気になった点を。(^^;)

映像は申し分ないので、話の流れですね。
原作はどうか知りませんが、これだけで見ると、鮮花をメインにした探偵物みたいな
構成になっているので、それならばきちんと、探偵物なりの起承転結をして
頂きたかったです。

探偵物で重要だと思うのは、謎の提示と、謎が明らかになる時のテンポ。
そして犯人側の動機と背景・・・・だと思うのですが、そこの部分が今回は
少し弱かったかな・・・と。

探偵物なのに、謎を解いているドキドキ感がしないんですよ。
中盤の段階で犯人側からアプローチを掛けてきてしまいますしね・・・。
こう書いてしまうと、別に普通の探偵物としては作ってないんだよ!・・・と
突っ込まれるかもしれませんが・・・。

式も序盤を過ぎると鮮花とは別行動な時が多いので、あまり表に出てきません。
なので、この作品での式の存在はなんか薄く感じます。
(まぁ今回は鮮花祭りなので仕方ありませんが。)
加えて上記でも書きましたが、妖精を見る目としての役割を、ほとんど
果たしていないので、尚の事存在が薄く感じます。

黒幕らしい先生も、何を意図して、どんな事をしたかが分かるのは、
最後の戦闘中に先生が自ら語る、ちょっとしたセリフのみ。
何かこう・・・・印象に残りません。

・・・・なんかいつの間にか淡々と種明かしをしていって、見ているこっちは
置いてきぼりを食らっている感じです。

作品を見終わった時に、振り返ってみると、鮮花が自分なりに頑張っていた・・・
そして、鮮花が兄を慕う理由・・・という部分以外、事件については印象が薄いです。
探偵物として、本来なら解き明かしていかなければならない美味しい所は、
犯人が自らしゃべったり、燈子さんが助言しちゃったりしてますしね。

こうして考えると、製作者は探偵物としては作っていないのかもしれませんね・・・。
もしそうなら、この作品を探偵物として見てしまった時点で、私は負け組なのかも・・・。
(この作品の楽しみ方を間違えているので・・・。例えばスピルバーグ監督の映画、
宇宙戦争を、人類対エイリアンの戦争物と思って見たら、実は家族の逃走劇で、
想定していた物と違う物を見せられて戸惑った・・・とか?)

視点を変えて見直したら、作品の見え方も変わるかもしれませんね。

次の第七章で、一応完結しますので、最後をどう締めくくるのかが楽しみですね。
(なんか調べたら、もう一回何かを映画化するみたいですね。・・・・未来福音?)

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