
骨までしゃぶるドラゴンズドグマ ダークアリズン PC版 その15です。
ほんと今更感がハンパなく、誰の得にもならない情報をダラダラと公開している本シリーズ。
本人が楽しいというメリットだけで続けています。
さて、今回は領都が世界に誇る、とんでも贋作師、モンテバンクについて語りたいと思います。
モンテバンクと聞いて、「ああ、クズ物屋さんか」と言う人は、2割程度じゃないでしょうか。
おそらくほとんどの人が贋作師としての印象の方が強いと思います。
クズ物屋に陳列されている武具は、はっきり言ってお洒落装備がほとんどで、性能面はあまりよくありません。
そのくせ、「お前、頭のネジがぶっとんでんのか?」と突っ込みたくなるくらいの高額設定で、一通り揃えると、
一千万程度もっていかれます。
しかし、彼に依頼する贋作の総額はそれすらも遥かに超えることになるでしょう。
難易度の上昇と共に依頼料も値上がりしますが、贋作師としての腕前はすさまじく、
ダイモーンの角や爪まで完全再現してしまいます。
が、そんな彼にも完コピできない品物が数点だけあります。
合計11品。下記にリスト化すると。
〇刹那の飛石
〇戻りの礎
〇会心の矢
〇サロモの魔導書
〇竜王の指輪
〇密書
〇竜の鼓動
〇竜の鼓動の欠片
〇金の彫像
〇銀の彫像
〇銅の彫像
これらは完コピできません。(贋作)と表記されなくても、別商品としてアイテム欄に並びます。
こうしてリスト化すると、なんとなく共通性があり、出来ない理由が分かってきます。
要するに、単なる素材ならどんなものでも再現できるけれど、
人知を超えた力を宿した品の能力までは再現できないということでしょうか。
一見、なんの能力もないようにみえる彫像にも、鍛冶屋に認めさせ、
商人を魅了し、値段を下げさせる力があります。
ただ、能力カテゴリに収まらない品が1つだけ混ざっていて、
「密書」だけはどうして完コピできないのか分かりませんね。
筆跡を真似るのが難しいにしても、「日記の切れ端」や「竜征任務の証」。
そして他国の人が書いた「隣国政務官からの感謝状」まで再現してしまう彼が、
どうして作れないのでしょう。それとも密書にはなにか秘められた力でもあるんでしょうか。
クエスト・「謀る者たち」のクリア条件は密書の回収ですが、偽物だけ所持して城内に入っても、
ダリオの部下(ガブリエン)は現れません。そう考えるとなにかあるのかもしれませんね。
逆パターンとして、なんでこれが完コピできるの? と不思議なのが絆の指輪です。
どう考えても能力カテゴリに部類される重要アイテムだと思うのですが、
渡した相手との絆を深める(好感度を激上げする)能力まで再現しています。
もうなんだかよく分かりませんね。(苦笑)

リストに挙げた贋作は使用しても本来の力を発揮しません。
複製しても無意味な商品がほとんどですが、利用価値がある贋作も存在します。
竜王の指輪は精巧な贋作ゆえにオルダスの目を欺き、本物として彼に渡すことができますし、
鍛冶職人の目は欺けない金の彫像も、大抵の商人※の目は欺き、本物同様の値引き効果を発揮します。
※モンテバンク、フォーニバルなどの一部の商人は、本物を所持していても値引きしてくれない。
完全にネタというか一発芸みたいなものですが、一度は使ってみてほしい贋作品は刹那の飛石です。
空に放り投げても何も起こらず落ちてきますが、その様子が間抜けというか、妙に哀愁が漂っていて、
クセになるような味わいがあるんですよね。(苦笑)
まだ現役の方がおられましたら、ちょっとした旅の息抜きに是非お試しあれ。
